僕が会社を訴えたわけ2
僕がブラック会社に入ったわけ
面接時から立ち込める暗雲
僕が2社目に入った会社はいわるるブラック会社でした。
便宜上今後は「B社」と記載しすることにします。事前にネットで評判を目を通していたものの流石の低評価。WEBページもやりがいを謳う香ばしさ満点です。
履歴書を送り、当時の次長との面接が行われました。その時から隠し切れないブラック具合はにじみ出ていました。
「餅夫君は実家?ウチは夜の仕事を取り扱ってるから基本的には終電には間に合わないから。ウチに勤めてもらうには近くに住んでもらうから」
「あんまり言いたくないけどウチはキツイよ。新しく入った人も冗談じゃなく、3ヶ月もたあいからきついなら言って。調整するから」
と脅し文句のような言葉が続きます。ただ、憧れの業種の第一歩を踏み込んだだけあって、香ばしい言葉にも「なんかそれっぽい!」と興奮気味だったことを覚えています。
ちなみに入社と同時にB社から半径1キロ以内のマンションに引っ越し、新生活が始まったのです。
辞めていく同僚・帰れない日々
就業時間は10時から19時。お昼休みに一時間の休憩ありで実質8時間労働とのことですが、多くのブラック企業がそうであるように、B社も例外ではありませんでした。よくよく考えれば、夜のお仕事なのに就業時間が19時とはおかしな話です。事実10時から仕事が始まっても13時までは開店休業状態。
僕は担当がお昼もありましたのでそこから18時くらいまで外回り。19時に一度帰社して本番開始といった形でした
当時社員の間でも「昼過ぎから夜までだったらよかったのに」と笑いながら話していたのですが、いざ訴訟の準備をしている時に気付いたのですが、22時以降に設定してしまうと給与を上乗せしないといけないから、それが嫌だったという生々しい理由なんでしょう。
他の方は基本的に電話でアポを取り外回りが中心。僕は電話アポが必要なクライアントが極端に少なく結構好き勝手に動いていました。かわり数が多く一通り仕事がひと段落するのは22時30分頃。そこから自分の仕事が始まります。そして基本的に帰れるのは27時以降。繁忙期には会社に寝泊まりし、最低限シャワーだけを浴びに帰宅するなどざらでした。
また、あまり言いたくはないのですが、やはりクライアントのレベルは夜の世界だけあって著しく低いです。もちろん上の人になるとしっかりしてる人は沢山いらっしゃいました。ですが下の人になると、もうあれですね。アホなんですね。ヤンキーくずれの行きつく先という表現が個人的にしっくりします。ただ、自分もテンションを合わせるとこれ以上ないほどに楽しい人達だったことは、忘れずにここに記します。
そんなわけで肉体的・精神的に病んでいく人も多く、面談時次長が言った通り新人さんが3ヶ月も経たずやめていく人が続出したのでした。
だけど一つだけ言いたい!
3ヶ月持たないとは確かに言ってましたけど、1ヶ月持たない人ばかりとは聞いていませんでしたけど(マジ切れ)!
むしろ御社で初めて出社2日目して来なくなった新人を見たんですが!!
しかも2度!!