転職って親に言う必要ある?問題
転職って親に言わなければならないのか?
あなたは言う派?言わない派?
30歳を超えるとチラホラと聞く転職の話。
僕は新卒の会社を1年経たずに転職したので、最初の頃は周りから転職ってどうなの?という話題を振られることがありました。
それから数年。
もうみんな20代後半頃からチラホラとする人が増え始め、三十路になった今では半分位が転職しているような気がします。その際に話題になるのが「転職する際に親に相談した?」「転職するって親に言った?」の二つ。
周りでは相談はしないけど報告はしたというのが一番多いです。
ちなみに僕も相談はしないけど報告はする派の人間でした。
というかほとんどそうなのですが、たまに「言わないし、聞かれたら答える」と話す人もいます。
仕事によって変わるのか!?
実は「言わないし、聞かれたら答える」と言った人はほとんど「B社」の後輩でした。
中には「言わないし、前の仕事を続けていることにする」という剛の者も!
B社の後輩以外では、世間一般に一流と呼ばれる企業に入社したしたものの、夢のために違う会社に転職した友人も言わない派の人間でした。
個人的に言った方がいい
言うも言わないも個人の勝手ですし、いい大人になってまで親に縛られたくない。
そう思う人も一定数いるとは思います。
が、個人的にはやはり報告はしてくべきです。
個人的な話になりますが、私にはまもなく叔父がいます。2年か3年ごとに帰省してくる僕の中ではレアキャラ扱いの人物でしたが、小さい頃から何をしているのか一切知りませんでした。
さらには兄である父に聞いても知らないし、父親である祖父も知らない。
謎に包まれた人物だったことを覚えています。
結局、叔父がどんな人か知ったのは、叔父ががんにかかった時でした。
職場で倒れ、緊急連絡先として登録してあった自宅へと電話がかかってきたのです。
その時の父の言葉が衝撃的すぎて未だに忘れられません「倒れたって。場所はどこで?えっ?滋賀県?あの琵琶湖の?」。
どうやら話を聞くと父も祖父も、叔父が関西付近でどんな仕事をしているくらいしか情報として知らなかったらしく、勤め先が滋賀県だったこともその時初めて知ったそうです。
曰く、大の大人なのでいちいち詮索はしなかったとのこと。
結局、叔父は快復したものの体力の関係で会社を退職。
現在は地元に近い会社で働いています。
それからは毎年お盆と正月に帰ってきていろいろな話をするようになりました。
ですが、その度に当時「もっと叔父と話をしていたら良かった」と悔やむ父と祖父の姿を思い出します。だから自分はせめてどこにいて何をしているのかを親にはっきり伝えようと考えるわけです。
親は僕らの応援団
僕の場合は「B社」入社時に大変な親子ゲンカをしましたが自分で今後の展望を伝えることができました。そして心からではないかもしれませんが応援してもらえることができました。もちろん100人が100人同じ状況ではないし、親と確執がある方もいると思います。
ただ、少なくとも親が存命で、親と問題がない方はどんな仕事であろうと一生懸命話しをして欲しいと思います。きっと親はあなたを、あなたが考えている以上に想っていてくれているはずですよ。